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コデマリ

2020.01.08 / 2022.06.07 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

コデマリの特徴

手毬のような白い花が枝垂れる姿が優美な落葉低木

春先、枝いっぱいに付ける白い手毬のような花が美しい落葉低木。切り花としても使われる春を感じさせる樹木です。株元から多くの細い枝を出した株立ち樹形になります。
1㎝ほどの小さな花が20以上も集まってひとつの丸い花序を形成します。花の重みで枝がアーチ状に枝垂れる姿が美しく、その景観は見事です。名前が似ているオオデマリはレンプクソウ科でまったく違う種類の樹木です。

コデマリの育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い場所を好みます。株立ちで旺盛に成長するため、鉢植の場合はこまめな剪定が必要です。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

耐寒性・耐暑性いずれも強く、移植や栽培が比較的しやすいので、初心者にも向いている樹木です。枝が枝垂れる自然な樹形が美しいので、あまり細かく剪定する必要はありません。ただ、枝が増えて混んできたり、大きくなりすぎたりするので、枝を間引いたり、地際から刈り込んで小さくしたりするとよいでしょう。

コデマリの基本データ

名称コデマリ
学名Spiraea cantoniensis
別名テマリバナ、スズカケ
科名バラ科
樹高1m〜2m
剪定時期5月〜6月
開花時期4月〜5月
結実期9月~10月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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