ハイノキ
目次
ハイノキの特徴
柔らかな枝ぶりで野趣ある雰囲気が魅力の常緑樹
成長が遅く、柔らかな枝ぶりで野趣ある雰囲気が人気のハイノキ。雑木の庭によく使われます。春に真っ白な小花が群がって咲く姿が美しい。8月ごろになる黒い実は小鳥たちの食料になります。常緑樹の中でも生長が遅いので目隠しになるまで時間がかかりますが、その分剪定などの手入れが少なくてすむというメリットもあります。ハイノキという名前は、幹や葉を焼いて出た灰で染色を行っていたことからついたと言われています。
ハイノキの育て方
おすすめの栽培環境
日当たり・置き場所
強い西日により葉を落としてしまうことがあるので、できれば半日陰〜日陰に植えてあげたい樹木です。
育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
植え付け | ● | ● | ● | |||||||||
剪定 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |
開花 | ● | ● | ||||||||||
結実 | ● | ● | ● |
育て方のポイント
成長が遅いので、自然樹形を楽しむことができ剪定の必要があまりないのが特徴。乾燥には弱いので、水持ちのよい土に植え、場の渇水などで地面が乾いたら水をやりましょう。根元をグランドカバーやウッドチップなどで保護してあげるのも有効です。
ハイノキの基本データ
名称 | ハイノキ |
学名 | Symplocos myrtacea |
別名 | イノコシバ |
科名 | ハイノキ科 |
樹高 | 3~5m |
剪定時期 | 通年 |
開花時期 | 4月〜5月 |
結実期 | 8月〜10月 |

監修者:佐々木知幸
造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。
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