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ナリヒラヒイラギナンテン

2020.07.02 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

ナリヒラヒイラギナンテンの特徴

和洋どちらのお庭にも合う名脇役の常緑低木

葉の形が細長く、全体的にしゅっとしたクールな雰囲気をもつナリヒラヒイラギナンテン。日本庭園、洋風の庭、雑木林風の庭、ビルの外構などさまざまなシーンで活躍する名脇役です。冬には黄色い小花を房状に咲かせ、寒い季節、お庭の彩りに一役買ってくれます。

ヒイラギナンテンのように葉のギザギザがとがっていないので触れても痛くありません。花が咲いた後に、ブルーベリーのような紫色の実がなります(食べられません)。

ナリヒラヒイラギナンテンの育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日陰でも育つ木として人気がありますが、本来は日光の好きな植物です。ただ、西日などの強い光や乾燥した場所を嫌うので、湿り気のある半日陰に植えてあげるとよいでしょう。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

植え付けは暑くもなく寒くもない春先や秋口に行いましょう。植え付け直後か夏の渇水時期以外は不要です。

ナリヒラヒイラギナンテンは旺盛に成長するため、すぐ枝葉が混み合ってきます。剪定の際は、育てたい幹を決めて枝先以外の葉をむしったり、脇芽をかいたりして幹が見えるようにするとすっきり見えます。

目隠しに使いたいときは適度に脇芽や葉を残すとよいでしょう。主な幹はどんどん上に伸びる性質があるので、伸びすぎた場合は適宜切り戻して高さを調節しましょう。病害虫も少なく、育てやすい樹木です。

ナリヒラヒイラギナンテンの基本データ

名称ナリヒラヒイラギナンテン
学名Berberis eurybracteata
別名マホニアコンフューサ、マホニアコンフーサ
科名メギ科
樹高1m~1.5m
剪定時期3月〜4月
開花時期11月~1月
結実期4月~5月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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