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クチナシ

2020.01.07 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

クチナシの特徴

初夏を知らせる甘い香りのする白花の常緑低木

清々しい白い花を咲かせ、甘い香りが人気の常緑低木。クチナシの花は一重咲きと八重咲きがあり、6月から7月の初夏に咲きます。葉は光沢があり、厚く丈夫で、剪定をしなくても形がきれいに整います。
実は橙色で、栗きんとんの色付けなどにも使われ、熟しても割れないことから「クチナシ」という名前がついたとも言われています。

クチナシの育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

半日陰でも育ちますが、花を咲かせたい場合はなるべく日のあたる所に植えてあげるとよいでしょう。丈夫で育てやすいのですが、乾燥した場所を嫌うので、適度に湿り気がある水はけのよい場所を選んで植えるのがポイントです。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

乾燥に弱いので、土が乾いたらたっぷりとお水をあげて下さい。特別剪定しなくても、きれいに樹形が整う育てやすい樹種ですが、風通しと日当たりを良くするために、枯れた花や枯れ枝を間引いて剪定してあげるとよいでしょう。ガの一種・オオスカシバの幼虫の食樹になっており、よく食害されます。早めに見つけて捕殺するか、殺虫剤を活用しましょう。また寒さには弱いので、雪の降る地域では生育が難しいかもしれません。

クチナシの基本データ

名称クチナシ
学名Gardenia jasminoides
別名センプク
科名アカネ科
樹高0.5m〜1m
剪定時期8月〜9月
開花時期6月〜7月
結実期10月〜12月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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