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メタセコイア

2022.05.25 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

メタセコイアの特徴

生きた化石植物と言われている円錐型の高木

メタセコイアはかつて絶滅したと思われていましたが、1940年代、中国で生育しているのを発見されたことから「生きた化石」と呼ばれている樹木です。
日本には1950年代に輸入され、当時は珍しがられましたが、今は街路樹や公園などでシンボルツリーとして使われているポピュラーな樹木になりました。
とくに剪定をしなくてもきれいな円錐型になる樹形が特徴。落葉性の葉はさらさらとやわらかい雰囲気で、秋になると紅葉し、葉が散っても枝ぶりが美しいのが魅力です。

メタセコイアの育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

成長が早く、最大20mととても大きくなる樹木なので、公園や街路樹向きで一般家庭にはあまりおすすめできません。葉や実もよく落ちるので、近隣に迷惑がかからない場所に植えるとよいでしょう。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

成長が早く、10年で10mになるともいわれています。病害虫にも強く育てやすい樹木ですが、細かい落ち葉の掃除が大変です。
野生状態では湿地に生えていることが多く、乾燥を嫌うので、植え付ける場所に注意しましょう。

メタセコイアの基本データ

名称メタセコイア
学名Metasequoia glyptostroboides
別名アケボノスギ
科名ヒノキ科(またはスギ科)
樹高10m〜20m
剪定時期3月~4月
開花時期2月~3月
結実期10月〜11月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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