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ウッドデッキの素材や価格、快適な外構エクステリアのポイント

2021.04.15 / 2022.07.19 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部
ウッドデッキ

ウッドデッキを施工する際は使用目的に合わせて、デザインを計画することが大切です。 今回はウッドデッキの素材や価格、目隠しの方法など知っておきたいポイントについておしゃれな事例を使いながらお話します。おしゃれなウッドデッキのあるお庭で、プライベートなアウトドアリビングを楽んでみませんか?

ウッドデッキの素材の選び方

LIXIL「幕板B/標準束柱 ライトウッド」

ウッドデッキは雨風にさらされる屋外に設置することが多く、塗装が剥がれたり腐食したり日焼けしたりするので、なるべく耐久性が高い素材を選ぶことがおすすめです。

ウッドデッキの素材には、大きく分けてナチュラルな雰囲気の天然木と耐久年数が長い人工木の2種類があり、それぞれのメリットやデメリットがあります。

使用目的やライフスタイル、住環境に合わせて選択することが大切になります。

1-1.人工木(樹脂)のウッドデッキ

プラスチックと木粉を配合した人工木(樹脂)のウッドデッキは優しい雰囲気を感じることができ、耐久性に優れているという特長があります。人工木(樹脂)のウッドデッキは劣化しにくく、メンテナンスの必要は殆どありません。水にも強く洗浄簡単にできるので清潔な環境を保ちやすい素材材質です。人工木(樹脂)のウッドデッキは夏は熱く、冬は冷たくなりやす特徴があり、真夏の炎天下ではうっかり裸足で歩くと火傷をしてしまうこともあるので注意が必要となります。

最近ではカラーバリエーションも豊富なので、お好みに合わせて選択肢が多く見た目も天然木に近づけた素材が開発されているので種類も豊富に選べます。

1-2.天然木のウッドデッキ

天然木には「ソフトウッド」と「ハードウッド」という硬さが違う素材があり、断熱性に優れているので、冬は暖かく夏は涼しいという快適な環境をつくることができる素材です。木の香りも心地よくアロマ効果をもたらしてくれます。また経年による変化も趣があり、自然素材にこだわるナチュラルな外構・エクステリアにしたい方におすすめです。

天然木のウッドデッキを設置する時は風通しがよく、日当りがよい場所を選びましょう。風通しがよい環境に設置することで腐食しにくくなります。

天然木のウッドデッキは環境によって劣化が速くなる地域もありますので設置する前に相談してから素材を選びましょう。

ソフトウッドのウッドデッキ

ソフトウッドは加工しやすい素材です。DIYなどにも選ばれやすく、安価でホームセンターなどでも入手しやす素材ですが、腐りやすく耐久性は5年ほどで、こまめなメンテナンスが必要となります。経年劣化によって木目がささくれ棘がささることもありますので、やすりがけなどのメンテナンスも必要です。現在は防虫加工してあるものもあり、耐久性も長いものも出てきました。また、耐久年数は居住環境にもよりますが、例えば湿度の多い海辺や朝晩の霧が多い森などが近くにある環境の場合、こまめなメンテナンスが必要となります。DIYなどの作業がお好きな方にはおすすめで、お手入れしながらウッドデッキを楽しむことができます。

ハードウッドのウッドデッキ

ハードウッドは耐久年数が長く非常に丈夫です。耐久年数は10~20年はもつといわれています。イペ材やウリン材という木材が使用されることが多く、この木材は高価ですが、木目が美しく高級家具に使用される木材として有名です。見た目も美しく高級感あるウッドデッキに仕上がります。ハードウッドは硬い素材のため、加工するのが難しく、曲線などの加工には不向きな素材です。オイルなどを染み込ませるお手入れをすることで長く楽しむことができ、時間とともに変化を楽しみながら雰囲気のある空間をつくることができるのも嬉しい材料です。

ウッドデッキ&目隠しで、アウトドアリビングを快適に

ウッドデッキは基本的には屋根や壁がないので、道路からの視線や、近隣の住居からの視線などが気になる場合があります。ウッドデッキを設置する際は周囲からどのように見えているかなど確認をしながら、プライベート空間をつくる工夫をすると活用方法も増え楽しみ方も色々な幅がでてきます。

2-1.ウッドデッキ&目隠しフェンス

目隠しフェンスには2種類あり、地上にウッドデッキを隠すように設置する壁のようなタイプと、ウッドデッキの上に取り付け手すりや落下防止の役割を果たすタイプがあります。

■地上に設置する目隠しフェンス

■ウッドデッキの上に設置する目隠しフェンス

こちらは手すりですが、板の目をつめることで目隠しとしても設置できます。

目隠しフェンスはウッドデッキを設置する際に一緒に設置したほうがよい外構エクステリアです。ウッドデッキを設置した後では、取付が不可能な場合がありますので、設置する時に検討するとスムーズに快適なプライベート空間をつくることができます。また、一緒にプランすることで、ウッドデッキのサイズに合わせて目隠しフェンスを設置できますので、リビングから繋がる様にウッドデッキを活用したい場合も、建物やお部屋の雰囲気に合わせた素材を選ぶことで空間をコーディネートできます。

2-2.ウッドデッキ&ラティスフェンス

斜め格子になっているラティスフェンスはウッドデッキとよく似合うエクステリアです。目隠しとしては隙間が大きくなってしまいますが、風通しが良く圧迫感が少ないので、ゆるやかに視線を遮ることができます。素材は木材や人工木、アルミ、竹などがあり、ホームセンターなどでも手ごろな価格で気軽に入手することができ、DIYでも簡単に取り付けることが可能です。ラティスフェンスは植物を這わせたりと植物との相性もよく活用方法もさまざまです。

2-3.ウッドデッキ&植栽・生垣で目隠し

ウッドデッキのまわりに常緑樹を植栽することで、ナチュラルな雰囲気で視線を遮ることができます。圧迫感もなく風通しがよいのも利点です。また、森林浴をするように樹木の木漏れ日を感じたり、風で葉が揺れる姿を楽しんだりとリラックス空間で過ごす事ができるのも嬉しい目隠しです。生垣の場合は時々剪定などをしてお手入れが必要となります。

ウッドデッキとペアリング!もっと快適になる外構エクステリア

ウッドデッキで過ごすときに快適な空間を楽しむために、おすすめの外構エクステリアをご紹介します。

3-1.ウッドデッキ&シェード

■ウッドデッキとシェード×パーゴラ

パーゴラ&シェード
パーゴラはシェードだけではなく、植物を這わせることで木陰をつくることもできます。

■ウッドデッキとシェード×シェードポール

シェード&シェードポール
シェードポールは日影をつくりたい時に簡単にシェードをはることができます。

ウッドデッキは屋根がなく、天気がよい日は直射日光に照らされて暑さ対策が必要です。そんな時はシェードなどの日除けを設置することで、快適に陰をつくり過ごすことができるのでおすすめです。またシェードは取り付け方やサイズや色も豊富で目的に合わせて選ぶことで、お庭の雰囲気やデザインに合わせて、見た目もおしゃれにウッドデッキを楽しめます。

3-2.ウッドデッキ&ステップ

■階段タイプのステップ

ウッドデッキスペース

■段床タイプのステップ

ステップ

■独立タイプのステップ

ウッドデッキ

ウッドデッキは地上からの高さがあることが多く、ステップを設置することで庭への出入りも安全でスムーズになります。ウッドデッキは50㎝以上の高さがあることが多く上り下りに負担がかかってしまう場合もステップを設置することで解消できます。ステップには階段タイプ、独立タイプ、段床タイプがあり、好みのデザインや予算に合わせてステップを選ぶとお気に入りの空間をつくることができますよ。

3-3.ウッドデッキ&床下囲い

隙間を囲うように板を取り付け

ウッドデッキに高さがある場合は、床下に動物が侵入することがあります。床下囲いをすることで動物の侵入や、枯れ葉などのゴミが入って溜まってしまう事などの掃除負担を減らすことも期待できます。

3-4.ウッドデッキ&立水栓

ウッドデッキに立水栓を合わせて取り付けると、ウッドデッキを活用するシーンがグーンと広がります。バーベキューの時の手洗いや夏場にウッドデッキの上でプール遊びをするなど立水栓があることで機能的な空間に。

3-5.ウッドデッキの下の雑草対策

ウッドデッキの下の雑草対策

ウッドデッキの下の雑草対策は、ウッドデッキを施工してからでは難しいケースが多いので、ウッドデッキを依頼する時に合わせて施工するのがおすすめです。

庭にウッドデッキを設置する際、土の上に土台をつくりデッキを設置します。ウッドデッキの下には、雑草対策として防草シートや砂利敷き、コンクリートを打つなどの処理をすることで、庭の手入れに手間もかからず快適に過ごすことができます。

ウッドデッキの価格・相場|施工事例別

ウッドデッキの価格・相場を、ミドラスのウッドデッキ施工事例を例にご紹介します。ウッドデッキの利用目的や大きさも参考にしてみてくださいね。

【約60万円~】家族のくつろぎ空間に!広々した人工木のウッドデッキ事例

ウッドデッキと地上から設置するタイプの目隠しフェンス、お庭全体のリフォームを合わせた価格は100~200万円ですが、ウッドデッキのみの場合60万円~となる施工事例です。

ウッドデッキと目隠しフェンスでプライベート空間!家庭菜園のあるお庭

https://midolas.jp/garden-works/p-33789/

【約40万円~】室内との段差がスムーズなウッドデッキ事例

ウッドデッキ

ウッドデッキの上に目隠しフェンスを設置した施工事例です。価格は50~75万円でウッドデッキのみの場合40万円~となる施工事例です。

【ウッドデッキと目隠しフェンスでプライバシーを確保したくつろぎのお庭

https://midolas.jp/garden-works/p-33442/

【約50万円~】敷地を有効活用!変形ウッドデッキ事例

ウッドデッキ

ウッドデッキに人工芝と枕木を合わせたお庭の施工事例です。全体では100~200万円となりますが、ウッドデッキのみの場合50万円~となる施工事例です。

【管理が楽な人工芝と、季節を感じるウッドデッキのお庭

https://midolas.jp/garden-works/p-25441/

【10~20万円】縁側風のコンパクトなウッドデッキ事例

ウッドデッキ

ウッドデッキを縁側風に施工した事例です。好きなスペースにくつろぎ空間を作れるのも魅力。縁側風のウッドデッキはサイズにもよりますが10~20万円程で施工できます。

【ウッドデッキで季節感のあるくつろぎのお庭】

https://midolas.jp/garden-works/p-33926/

ウッドデッキについて知っておきたいポイントのまとめ

ウッドデッキは外構・エクステリアの中でも人気が高い工事です。リビングとお庭が一体化したような開放感あふれるウッドデッキで、アウトドアリビングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ミドラスでは、ウッドデッキやお庭・外構のプラン・お見積もりを無料で何度でも承っています。初心者でよくわからない!という方もお気軽にお問い合わせからご相談下さい。


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