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狭い場所を生かして作る~我が家のスモールガーデン~

2018.05.29 / 2022.04.21 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部
スモールガーデン

庭を楽しみたいけれど、そんなに広さがない。そもそも土の部分がない。という人もあきらめる必要はありません。緑を楽しむスペースはどこかにあるはず! 植物の特徴を知り、色彩やフォルムなどテクスチュアをうまく配置すれば、空間を広く見せる効果もあります。狭いからとあきらめず、植物を楽しめる庭を作ってみませんか。

花壇

門扉まわりや道路際、塀に沿った狭いスペースもお庭に!

門扉まわりや通り沿いのちょっとしたスペースに、道行く人の目を楽しませることもできる、季節を感じさせる花や低木を植えてみましょう。植物の高さを奥から手前にかけて低く植栽していくボーダーガーデンにすると、奥行きを感じさせてくれます。ボーダー花壇にしなくても、道路際の20~30センチほどの幅があれば植栽はできます。背が低く乾燥に強いグランドカバープランツなどが最適です。ちょっとした空間にも植物が植わっているだけで、ほっとできる空間になりますよ。

花壇

土がない場所に植えます(レイズドベッド)を作ってみよう!

レイズドベッドとは植物を植えるますのことをいいます。地面から上に、レンガや木で囲いを作り中に土を入れて作る花壇の事で、土壌が粘土状だったり、小石が多くてガーデニングに不向きな場所でも庭づくりを楽しむことができます。通常の花壇よりも高めに作られることが特徴で、かがまずに土いじりや植物のお世話ができるので、体への負担を少なくするメリットもあります。壁際などで日が当たらない場所でも、高さを持たすことで日当たりがよくなり風通しや水はけもよくなります。

玄関アプローチ

コンテナやガーデンファニチャーをバランスよく配置。

広いお庭だと埋もれてしまいがちなおしゃれなコンテナやガーデンファニチャーも、限られた庭の中では存在感を発揮して、素敵な庭を演出してくれます。そのときに、たくさん置きすぎないことが大切。大きい鉢は奥に、小さな鉢は手前に置くとバランスがとれて奥行き感も出ます。厳選されたものをバランスよく配置することが必要です。

ベランダ・バルコニー

ベランダや壁、カーポートも庭の一部になります。

ベランダにはタイルやウッドデッキ、人工芝などを敷いて雰囲気を作ります。また、鉢物を棚やスタンド、壁面にはラチスなどを利用して植物を飾りましょう。ラチスやトレリスなど格子につる性の植物を這わすと緑の壁ができます。花が咲いたり実がついたりする植物を這わせると見た目にも楽しませてくれます。ハンギングバスケットを使えば、寄せ植えを楽しむこともできます。ベランダは風が強かったり、日光が当たりづらかったりと植物にとっても厳しい環境ですが、日陰が好きな植物や寒さに強いハーブや多肉植物など、育てやすい植物をまずは選んでみましょう(マンションやアパートなどのベランダでお庭を作る場合は、管理規約や荷重制限、避難通路の確保などの制約がありますので確認が必要です)。

また、一般的な住宅のカーポートは幅2.5m✖長さ5mありますが、出庫しているときは外観が殺風景になってしまいます。そのスペースを庭として使ってみることをおすすめします。例えば、地面をコンクリートだけでなく、枕木や芝、飛び石、砂利などを意匠的に敷き詰めたり、目地にタマリュウやセダム、グレゴマなどの植物を植えこむと立派なお庭になります(車を常に止めているカーポートでは植物に日が当たらない為枯れてしまいますのでご注意を)。小さな車であれば両脇、奥にできるスペースに鉢植えをバランスよく置いて植物を取り入れるだけでも印象が変わりますよ。

スモールガーデンの事例

ミドラスでは、玄関アプローチなど小さい場所も緑を楽しめるようなデザインをご提案します。実際のお庭の施工事例はこちらからご覧ください。


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