目隠しも兼ねたナチュラルな列柱でおしゃれなお庭に

お庭の見通しをさりげなく目隠しする列柱を設置。高さは1.5ｍと高すぎず低すぎない、圧迫感のない高さに設定しています。スリット部材を等間隔で並べ、木調を基調とした色味を選ぶことで空間をナチュラルな雰囲気に。列柱の裏にある井戸のポンプも程よく目隠しすることができました。

整形の天然石を敷き並べ、明るく整った印象の場となりました。 大判な石を敷くことで広い面積の雑草対策としても効果的です。植物やマルチングに使われているバークチップと合わせて表情豊かな空間となりました。

奥にある和風のお庭との境界には、木調フェンスを設置することで和風のお庭と主庭とを緩やかに分けることができました。フェンスは縦張りの仕様とすることで和モダンな印象を加え、どちら側からみても雰囲気を損ねないよう配慮しています。

新たなお庭の雰囲気になじむよう、古くなった立水栓を飽きの来ないシンプルな立水栓へ交換しました。花壇・菜園スペースにはピンコロ石で縁取り目的別にスペースをはっきり区切ることで、メリハリのある整ったお庭に。

玄関アプローチやお庭奥に果樹を中心に植栽しました。アプローチの樹木は、涼し気な樹形が印象的な常緑樹のソヨゴを植え、1 年中緑が感じられるように。奥にはご要望いただいたレモンやゆずの木を植え、実りも楽しめます。樹木の足元には香りが楽しめるハーブ類を中心に様々な種類を植えこみました。

地面を覆うグランドカバーには、乾燥にも強いクラピアを植栽。水やりはほとんど必要なく病害虫にも強く管理のしやすい植物です。雑草対策としても有効です。６～９月頃にかけて咲き続ける小さな花がお庭を彩ります。

奥行きのあるお庭にさりげない目隠しとして機能する列柱を設置し、お庭全体には整形な天然石とグランドカバーで雑草対策を施しました。植栽は果樹を中心とした樹木を選定し、足元にはハーブなど香りと彩りを楽しめる計画としています。お庭奥にある和風の庭と洋風の庭のエリアをきちんと区切るように、どちらの雰囲気にも似合う和モダンな目隠しフェンスを設置。花壇はピンコロ石を用いることで空間にメリハリをつけ、水やりなどに用いる立水栓はお庭になじむデザインへ交換しました。