1 瑞々しい緑と季節の花々を楽しめる花壇に
道路沿いの境界に設置しているピンコロ縁石の花壇。ムスカリやラベンダー、セージといった既存の植物を活かして、中低木でアクセントを付けバランスよく植栽する計画です。
樹木は成長も遅く大きく広がりにくい種類を選びました。中木には春に花の香りを運んでくれるカラタネオガタマ、低木には光沢のある小さな葉と繊細な枝を持つヒメシャリンバイ、黒くシックな枝とエメラルドグリーンの葉のコントラストが美しいピットスポルム、初夏に白いてまり状の花を咲かせるアジサイのアナベルを選定しています。
常緑樹を多く揃えることで冬でも緑が楽しめます。下草にも彩り豊かな季節の草花を植えました。
また土の表面が残っている部分には、ディコンドラ(ダイカンドラ)の種をまいています。芽が出て伸びてくると可愛らしい緑の葉が広がります。
緑化を推進している地域にお住まいの施主様。緑が瑞々しく道行く人にも自然や季節を感じてもらえるような花壇に仕上げました。
2 ミドラスからの提案
既存の植物を生かして、ポイントで中低木や大きめの下草を植栽する計画です。
お花が咲く樹種や下草を中心に組み合わせました。毎年季節ごとに咲くお花をお楽しみいただけます。
また、木はあまり大きく広がらない種類を選び低木で常緑系の樹木を選定。下草にはユーフォルビアなど明るい観葉植物と季節を楽しめる草花を植栽しています。