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目隠しフェンスの選び方!人工木,アルミなど種類別の特徴&事例

2021.04.15 / 2022.07.20 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部
ナチュラルガーデン

目隠しフェンスを選ぶ際、種類が豊富すぎて素材・形状などをどのタイプにしようか悩みますよね。そこで今回は、目隠しフェンスの素材・形状の種類の選び方を、スタッフおすすめの目隠しフェンス事例を交えてご紹介!高さや設置場所など気を付けるポイントも解説します。あなたのお家にぴったりの目隠しフェンスを見つけましょう。

目隠しフェンスの選び方

1-1.目隠しフェンスを設置したい理由を明確にしよう!

・外からの目線を完全に遮りたい

目隠しフェンスを設置すると、通路からの視線を遮ることができ、プライベートな空間をつくることができます。お隣の家との境界が狭く、目線が気になるために目隠しをしたいなど視線を完全に遮りたい場合は、高さがあっても圧迫感を感じさせないナチュラルカラーの人工木フェンスがおすすめです。植物との相性もよく、街並みにもしっくりと溶け込む目隠しフェンスとなります。

・目線のみ遮りたい

既存の低いフェンスや生垣がある場合などは、視線の高さのみ目隠しを行い足元が開いている目隠しフェンスがおすすめ。胸から上部分程度の高さ(120㎝~)のフェンスパネルを取り付けることで、目線のみを遮ることができます。足元が見えるので、人の存在やお庭の雰囲気がそれとなく分かる状態で閉塞感を感じません。狭い場所に設置するのも適していて、風や光を通すので明るい印象にもなります。

・圧迫感なく目線を遮りたい

板塀など壁のように目隠しフェンスをたててしまうと、圧迫感が気になることがあります。そんな場合は、板と板の間隔を広めに取ると解消されます。光や風を通すのでさわやかな印象の外構エクステリアを作ることができます。またラティスフェンスやメッシュフェンスのように、格子状のフェンスもおすすめです。植物を絡ませるなどして目隠し効果をし、緑で安らぎを感じさせる目隠しフェンスを作ることもできます。

1-2.目隠しフェンスを設置する時に注意する点

・目隠しフェンスの高さはどれくらいあれば良い?

高さはどれくらい?

目隠しフェンスを設置する時は高さをどのくらいにするかがチェックポイントになります。人の目線の高さは、身長マイナス10㎝くらいです。人通りの多い場所など、完全にプライベート空間となるように目隠しをしたい場合、大よそ180㎝くらいあればお庭の目隠しとしての役割を果たせます。もしも部屋の中まで目隠しをしたいとなるとさらに高さが必要になります。住まいの床の高さがプラスされるので、2m以上の目隠しフェンスを設置することが目安となります。

・目隠しフェンスの板は縦張り、横張り?太さは細め、太め?

目隠しフェンス

目隠しフェンスの板がスリット状の場合、横張りにするか、縦張りにするか、幅を太くするか、細くするかで印象が変わります。板を横向きに張るタイプの場合、横に視線が誘導されるので、広さを感じることができのびやかで優しい印象になります。また、フェンス自体の高さや板の隙間の幅など比較的自由度が高いのが特長です。板を縦に張るタイプの場合、目線が上に延びていくのですっきりとした、ちょっと緊張感のある印象となります。足をかける場所がないので、防犯の面でも効果的です。また埃なども溜まりにくいのでお掃除も楽にすみます。フェンスは住まいの印象を決めるものなので、シンプルにしたいのか、温かみをもたせたいのかなど、街並みに合ったフェンスにするにはどうしたらよいのかを考えてから決めましょう。

・目隠しフェンスを現在の境界ギリギリに設置したい場合

目隠しフェンスを設置する際には、地中に独立基礎を埋める必要があります。境界ギリギリに目隠しフェンスを設置したい場合建てられないケースがあり、境界線上ではなく、敷地の少し内側に目隠しフェンスを建てざるをえなくなる場合があります。お住まいの敷地図面がある場合はそれを見て、基礎をどのあたりに設置することになるのかを考えて目隠しフェンスの位置を考えると良いでしょう。目隠しフェンスは大きいものになるとDIYするのが難しいこともあります。支柱などを深く掘る必要があり、きちんと施工されないと強風などで倒れてしまうこともあるので、まずはプロに相談してみることをおすすめします。ミドラスでは、目隠しフェンスの外構エクステリアを多数施工しています。それぞれのお住まいに合った目隠しフェンスをご提案できますので、お気軽にご相談下さい。

目隠しフェンスの素材・種類別おすすめポイント

目隠しフェンスと言っても、さまざまな形状・素材のものがあります。お家の外観やお庭の雰囲気、好みに加え、用途を考えて選ぶことが大切です。ここでは、よく使われている9種の目隠しフェンスをご紹介します。

2-1.人工木(樹脂木材)を使った目隠しフェンス

★お手入れをなるべく少なくしたい。ナチュラルな雰囲気にしたい人におすすめ

目隠しフェンスの中でも、プラスチックと木粉を配合した人工木(樹脂木材)で作られた目隠しフェンスは温かみのある木の雰囲気を感じることができること、耐久性に優れているという特長があります。カラーバリエーションも豊富なので、お住まいの外壁や雰囲気、好みに合わせて選択肢が多いのも利点。基本アースカラーの板材が多いので植物の緑と相性も良く、植栽と合わせて楽しみたい人にもおすすめです。また、洋風だけでなく、和風のお庭にもしっくりくる素材になります。耐久性も高く、腐食したり劣化しにくいので、メンテナンスも最小ですみます(多少の色褪せやそりはあります)。耐用年数は約10~15年といわれています。ミドラスでは、この人工木を使った目隠しフェンスを多く施工しています。

2-2.天然木を使った目隠しフェンス

★経年変化する風合いも楽しめる。自然素材にこだわりたい人におすすめ。

天然木で作られた目隠しフェンスは、材木を加工して作られた自然素材なので、ナチュラル感があり植物との相性のよい外構エクステリアです。経年変化による味わい深い色合いの変化も楽しみたい人におすすめです。イペ材やレッドシダーなど、ハードウッドと言われる耐久性の高い木材が使用されます。本物の木の美しさや温かみ、やさしい風合いが感じられ、存在感は抜群。天然木はメンテナンスが大変なイメージもあるかもしれませんが、アイアンウッドと呼ばれるウリン材などは10年以上腐食しないといわれています。また、優れた塗料などの効果で耐久性を高めることもでき、メンテナンスも含めて楽しみたいという方におすすめです。

2-3.列柱を使った目隠し(天然木・コンクリート・アルミなど)

★おしゃれなリゾート風の雰囲気にしたい人におすすめ

角柱

天然木や木調のコンクリート、アルミの枕木を並べて目隠し効果をもたらす、枕木列柱も人気の目隠しです。玄関アプローチやお庭のアクセントにもなり、シンボル的なイメージとして、おしゃれな雰囲気を作り出します。このタイプは目隠しの効果は低いのですが、外からの視線をコントロールし、プライベートスペースの敷地境界を伝える視覚的効果を発揮する人気の外構エクステリアです。

2-4.ルーバーの目隠しフェンス

★さわやかな印象で風や光を取り込みたい人におすすめ

LIXIL「YL2型 横ルーバー① T-8 フリーポールタイプ シャイングレー+クリエダーク

ルーバーとは羽板と呼ばれる細長い板を並べて組んだもの。縦格子のルーバーフェンスの場合、正面から見たときは隙間があるため中がうっすら見えますが、斜めからみると見えづらくなるので、角度によって印象が変化するのが特長です。隙間があるので光や風を通し、さわやかなイメージを作ります。モダンな雰囲気で和風にも洋風にも合う外構エクステリアです。また、縦格子ルーバーはほこりが溜まりにくく、雨などでも汚れがながれやすいので掃除がしやすいデザインです。足をかけにくいため、よじ登り防止の効果もあります。

2-5.アルミの目隠しフェンス

★メンテナンスを楽にすませたい人におすすめ

after

目隠しフェンスの素材にアルミを使うと耐久性が高くなるのが特長。雨風にさらされても錆びたり朽ちたりすることがないので、メンテナンスをする必要はほとんどありません。土やほこりが付着した時にふき取る程度ですみます。長く使うことができるので、コストパフォーマンスに優れていますが、初期にかかる費用は木製よりも高くなります。耐久性という面から、長い目で見たらアルミフェンスはおすすめです。見た目は金属の風合いがシンプルな印象を与えて、少し殺風景に感じてしまうことも。お住まいの外観の色や雰囲気に合わせて選びましょう。

2-6.植物を絡ませたメッシュの目隠しフェンス

★緑で目隠しをしたい人におすすめ

メッシュの目隠しフェンスは仕切りの役目として簡易的に設置されることが多く、そのままでは目隠しとしての効果は得られません。つる性の常緑植物などを這わせたり、ハンギングの植物をかけたりすると、緑でおしゃれに目隠しすることができます。

2-7.ポリカーボネートの目隠しフェンス

★おしゃれで明るい雰囲気にしたい人におすすめ

LIXIL「フェンスAB YT1型」

ポリカーボネートの目隠しフェンスは半透明のプラスチック素材で作られています。透過性があるので、光を通し、うっすら中の様子が見えるのが特長。閉塞感がなく、明るくおしゃれな雰囲気を作る外構エクステリアです。光を通すので隣地との間隔が狭い土地でも採光を得られます。

2-8.ラティスの目隠しフェンス

★植物と相性抜群。気軽にフェンスを付けたい人におすすめ

ラティスフェンス

板が斜め格子になっているラティスの目隠しフェンス。目隠し度は低いですが、風通しが良く圧迫感も少ないことが特長です。光や風を通し、柔らかく視線を遮ることができます。素材は木材や人工木、アルミ、竹などがあります。ホームセンターなどでも購入でき、DIYで設置することも可能です。ただし、既存のフェンスにラティスパネルを後から取り付けると強度不足になって倒れたりすることがあるので気を付けましょう。メッシュフェンス同様、風通しがよいのでつる性の植物を這わせるなどしても良く育ちます。植物が育つと緑の壁ができて、目隠し度もUPします。花や実がつくなど、四季折々の変化を楽しむこともできます。寄せ植えのハンギングプランターをかけるとおしゃれな雰囲気になりますよ。

2-9.竹垣の目隠しフェンス

★和のイメージで落ち着いた雰囲気にしたい人におすすめ

和の雰囲気で落ち着いた空間を作り出す竹垣の目隠しフェンス。天然の竹垣は青竹から作成されることが多く、時が経つにつれて色の変化や香りなども楽しむことができます。天然の素材なので朽ちていきますが、部分的に修理をすることも可能です。本物に近い質感で人工の竹でできたものもあるので、メンテナンスを最小限にしたい人は人工竹のフェンスもおすすめです。

目隠しフェンス事例3選

3-1.人工木(樹脂木材)の目隠しフェンスの事例

目隠しフェンスとウッドデッキでプライバシーを確保したくつろぎのお庭

目隠しフェンスで隣家の壁や窓からの視線を柔らかく遮り、リビングの窓からフラットに出られるウッドデッキを設置した事例です。お部屋がもうひとつ増えたようなプライベート感ある屋外空間を作ることができます。

▼この施工事例の詳しい説明・その他の画像はこちら

https://midolas.jp/garden-works/p-33442/

3-2.天然木を使った目隠しフェンスの事例

天然木目隠しフェンス

目隠しフェンスを設置してお庭につくるプライベートスペース

お住まいの外観に似合う天然木でナチュラルな雰囲気の目隠しフェンスを設置した事例です。ウッドデッキと合わせることで、屋外のプライベートスペースを快適にします。天然木の目隠しフェンスは植物にも良く合い、経年変化も味わい深い印象になります。

▼この施工事例の詳しい説明・その他の画像はこちら

https://midolas.jp/garden-works/p-34607/

3-3.列柱を使った目隠し事例

目隠しも兼ねたナチュラルな列柱でお洒落なお庭を演出

土のままだったお庭を目隠しにもなる列柱と敷石で整えたお庭の事例です。お庭にある既存の井戸を目隠ししたいということから、列柱で柔らかく目隠しできるようにプランしています。敷石に延びる列柱の陰も美しく、整った印象の外構エクステリアになりました。

▼この施工事例の詳しい説明・その他の画像はこちら

https://midolas.jp/garden-works/p-40140/

目隠しフェンスの選び方・ポイントのまとめ

目隠しフェンスは素材や形状でかなり印象が変わります。住まいの外観と合わせて街並みの一部分になる場所でもあるので、お住まいの雰囲気や、家族の生活に合うことはもちろん、周辺地域の事も考えて目隠しフェンスを決めることも大切です。ミドラスでは、多くの外構エクステリアを施工、目隠しフェンスの実績があります。周辺地域のことも踏まえ、お住まいにぴったりな目隠しフェンスをご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。


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