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ニシキギ(錦木)

2020.07.02 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

ニシキギ(錦木)の特徴

錦の名を持つ紅葉がきれいな落葉低木

北海道から九州まで日本全国の山間地に自生しているニシキギ。秋になると真赤に色づく紅葉が錦のように美しいことからこの名前がついたといわれています。

ニッサ(ヌマミズキ)、スズランノキと並ぶ世界三大紅葉樹のひとつ。枝にコルク質の矢羽のような「翼」と呼ばれるものがつくのがのが付くのが特徴。この翼が剃刀みたいに見えることから別名「カミソリノキ」とも呼ばれています。

紅葉が美しく、仕立てがしやすいことから、盆栽としても好まれる樹種です。初夏に薄緑色の花が咲きますが、あまり目立ちません。秋になる実は人間には有毒ですが、鳥たちは好んで食べます。

ニシキギ(錦木)の育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日陰でも育ちますが、紅葉の色づきをより美しくするためには日なたに植え付けましょう。また、寒暖差がある場所だと、紅葉がきれいに色づきます。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

植え付けた後、2年間くらいはたっぷりとお水をあげてください。比較的樹形がまとまりやすいので、伸びてきたなと思ったら適宜剪定する程度にとどめておくとよいでしょう。病害虫もつきにくく丈夫な樹木です。

ニシキギ(錦木)の基本データ

名称ニシキギ(錦木)
学名Euonymus alatus
別名カミソリノキ
科名ニシキギ科
樹高1m~
剪定時期12月〜3月
開花時期5月〜7月
結実期10月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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