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ナツツバキ(夏椿)

2020.02.27 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

ナツツバキ(夏椿)の特徴

美しい幹肌が人気のシンボルツリーに良く使われる樹木

洋風にも和風のお庭にも合う爽やかな雰囲気の落葉高木。ヒメシャラと似ていますが、ナツツバキ(夏椿)の花の方が一回り大きく、幹肌がはがれているのが特徴。
また日本では沙羅の木とも呼ばれますが、沙羅双樹(フタバガキ科)とはまったく別の樹木です。お釈迦様に縁の深い沙羅双樹の木が日本になかったため、似ているナツツバキ(夏椿)を植えたからと言われています。
6月頃白い花が咲きますが、1日で散ってしまうはかない花です。

ナツツバキ(夏椿)の育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりの良い場所を好みますが、西日が強い場所などは葉が焼けてしまうので気をつけましょう。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

湿潤な場所を好み、乾燥に弱いので根元をグランドカバーなどで覆って水分が蒸発しにくいように保護してあげるとよいでしょう。
雑木風の庭などに植えられる木で、自然樹形が楽しめるため、邪魔な部分がなければ剪定は必要ありません。
まれにですが、ツバキやサザンカのようにチャドクガが付くこともあるので気をつけましょう。

ナツツバキ(夏椿)の基本データ

名称ナツツバキ(夏椿)
学名Stewartia pseudocamellia
別名沙羅の木
科名ツバキ科
樹高2m〜3m
剪定時期12月〜2月
開花時期6月〜7月
結実期11月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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