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サツキ

2020.01.08 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

サツキの特徴

ピンクや白の鮮やかな花が美しい日本原産の常緑低木

公園や学校、道路脇など公共の場でもよく目にする常緑低木。春にはピンクや白の花を咲かせ、目を楽しませてくれます。
サツキとツツジは何が違うのかとよく聞かれますが、本来サツキはサツキツツジという原種を改良した園芸品種の総称なので、実はツツジの一種なのです。ただ、一般的にサツキ以外のツツジは4月〜5月と早めに咲き、サツキは5月〜6月と遅く咲きます(旧暦の皐月に咲くため、この名前がついたといわれています。江戸時代の園芸ブームの際には多くの園芸品種が作り出されました。
小さな葉が多く、枝もやわらかく剪定しやすく整いやすいことから盆栽としても人気の樹種です。

サツキの育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりを好みますが、夏は直射日光の当たらない場所がよいでしょう。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花

育て方のポイント

日本全国で、生垣や道路沿いの植え込みの定番にななっているほど、強くて育てやすい樹木です。乾燥にも強いですが、夏はたっぷりお水をあげてください。
花の時期が終わったら、花ガラや多すぎる新芽を摘み、余計な枝を切り落とします。花芽がつく夏以降の剪定は避けてください。鉢植えは2~3年に一度植え替えます。

サツキの基本データ

名称サツキ
学名Rhododendron indicum
科名ツツジ科
樹高1m
剪定時期6月〜7月
開花時期5月〜6月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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