ドウダンツツジ
目次
ドウダンツツジの特徴
ライトグリーンの新緑と秋の紅葉が美しい落葉中木
春先に白い小さな鈴のような花を咲かせます。花の後に付くライトグリーンの新緑はさわやかで、紅葉もオレンジ色から赤に変化する様子が美しく、四季を楽しめる樹木です。
和風・洋風どちらの庭にも合い、生垣にも使われます。また、切り枝はお花屋さんなどでも売られていて、インテリアグリーンとしても人気です。
花や枝の形が結び灯台(昔のランプ)に似ていることから灯台躑躅(とうだいつつじ)という名前がつき、それがやがてドウダンツツジといわれるようになったそうです。
ドウダンツツジの育て方
おすすめの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりが良く、適度に湿り気のある土地を好みます。日陰に植えると花つきも悪く、紅葉もしにくくなります。
育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
植え付け | ● | ● | ||||||||||
剪定 | ● | ● | ● | ● | ||||||||
開花 | ● |
育て方のポイント
比較的成長が遅く、また樹形も整いやすいのですが、大きくなると3mくらいにまで育つので適宜剪定したほうがよいでしょう。
剪定は新芽が伸びる5月~6月に行います。夏以降の剪定は花芽を切ってしまうので気をつけましょう。落葉後に伸びた枝は11月~12月に剪定します。
乾燥に弱いので、夏はたっぷりお水をあげましょう。適度に湿り気のある酸性の土壌でよく育つので、用土にはピートモスや腐葉土などを混ぜるとよいでしょう。
ドウダンツツジの基本データ
名称 | ドウダンツツジ |
学名 | Enkianthus perulatus |
別名 | 燈台躑躅(トウダイツツジ) |
科名 | ツツジ科 |
樹高 | 1m〜3m |
剪定時期 | 5月〜6月、11月〜12月 |
開花時期 | 4月 |

監修者:佐々木知幸
造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。
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