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ヒイラギ(柊)

2019.12.23 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

ヒイラギ(柊)の特徴

葉の先端に鋭いトゲをもち魔除けにも使われる常緑高木

葉のふちはギザギザでその先端に鋭いトゲをもつヒイラギ(柊)。古くから魔除けなどに使われ、節分に飾ることでも知られています。クリスマスなどに使われる赤い実の西洋ヒイラギ(柊)と違い、日本のヒイラギ(柊)は黒い実がなるのが特徴。葉の付き方も西洋ヒイラギ(柊)は互い違いに葉がつく互生、ヒイラギ(柊)は左右対称に葉がつく対生と異なります。
ヒイラギ(柊)のトゲは侵入者を防ぐため生垣などにも使われます。刈り込むほどにトゲが強くなる性質がありますが、老木になるにつれて丸い葉になります。
11月頃ギンモクセイに似た白い小さな花を咲かせ、芳香があります。

ヒイラギ(柊)の育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

場所は選ばず、日陰でも育つ丈夫な植物です。光沢のある葉が日陰のお庭によく似合います。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

日陰でも育ちますが、寒さや乾燥が苦手なので、寒い風が吹き付けるような場所には植えないようにしましょう。湿潤を好むので土が乾燥していたら水をたっぷりとあげてください。樹形もまとまりやすいのですが、大木になるので余分な枝などは剪定して仕立てましょう。
剪定は新しい枝が出始める6月~7月。また夏の芽の成長がとまった10月以降に行いましょう。葉のトゲは鋭いため、子供の目に入ると危険です。通路から離したり、剪定したりして安全を確保しましょう。

オリーブの基本データ

名称ヒイラギ(柊)
学名Osmanthus heterophyllus
科名モクセイ科
樹高1m〜3m
剪定時期6月〜7月、10〜12月
開花時期11月〜12月
結実期5月〜6月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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