メタセコイア
目次
メタセコイアの特徴
生きた化石植物と言われている円錐型の高木
メタセコイアはかつて絶滅したと思われていましたが、1940年代、中国で生育しているのを発見されたことから「生きた化石」と呼ばれている樹木です。
日本には1950年代に輸入され、当時は珍しがられましたが、今は街路樹や公園などでシンボルツリーとして使われているポピュラーな樹木になりました。
とくに剪定をしなくてもきれいな円錐型になる樹形が特徴。落葉性の葉はさらさらとやわらかい雰囲気で、秋になると紅葉し、葉が散っても枝ぶりが美しいのが魅力です。
メタセコイアの育て方
おすすめの栽培環境
日当たり・置き場所
成長が早く、最大20mととても大きくなる樹木なので、公園や街路樹向きで一般家庭にはあまりおすすめできません。葉や実もよく落ちるので、近隣に迷惑がかからない場所に植えるとよいでしょう。
育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
植え付け | ● | ● | ● | ● | ||||||||
剪定 | ● | ● | ||||||||||
開花 | ● | ● | ||||||||||
結実 | ● | ● |
育て方のポイント
成長が早く、10年で10mになるともいわれています。病害虫にも強く育てやすい樹木ですが、細かい落ち葉の掃除が大変です。
野生状態では湿地に生えていることが多く、乾燥を嫌うので、植え付ける場所に注意しましょう。
メタセコイアの基本データ
名称 | メタセコイア |
学名 | Metasequoia glyptostroboides |
別名 | アケボノスギ |
科名 | ヒノキ科(またはスギ科) |
樹高 | 10m〜20m |
剪定時期 | 3月~4月 |
開花時期 | 2月~3月 |
結実期 | 10月〜11月 |

監修者:佐々木知幸
造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。
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