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エノキ(榎)

2019.11.27 / 2022.06.07 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

エノキ(榎)の特徴

神社仏閣の境内などに植栽される、根張りが美しい木

ムクノキやケヤキに似た木で、山野や神社仏閣でごく普通に見られる木です。
木はとても大きくなり、よく枝分かれするので大きな木陰を作ることが出来ます。
秋には黄葉やかわいらしい実も楽しめます。花は咲きますが目立ちません。
日本の国蝶【オオムラサキ】やタマムシなどの綺麗な色の昆虫が好む木であり、また、実を食べに野鳥も集まります。エノキは動物や虫たちに好まれる樹木です。

エノキ(榎)の育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日向を好み、強い光や風にもよく耐えますが、葉が痛むことが増えるので注意が必要です。半日陰でも問題なく生育します。寒さにも強い樹種です。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

自然樹形が美しい木なので、刈り込みなどの剪定は樹形を乱すので不向きです。
不要枝の付け根か、又の部分で切り落とすように剪定しましょう。
尚、剪定は冬に行います。

エノキ(榎)の基本データ

名称エノキ(榎)
学名Celtis sinensis
科名ニレ科
樹高〜20m
剪定時期12月〜3月
開花時期4月〜5月
結実期10月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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