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ライラック

2019.12.05 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

ライラックの特徴

香りを楽しめる豪華な花木

ヨーロッパでは春を告げる花として親しまれているライラックは、花の香りがとても良く、香料の原料としても使われます。
日本では札幌市の木に指定されており、街路樹や公園樹木として至る所で植栽され北海道民に親しまれています。
花は、うす紫やピンクの優しい色合いの小花を穂状に付け咲きます。芳香も良く、姿も美しいのでシンボルツリーとしても植えられます。耐寒性は強く、暑さにやや弱い特性があります。

ライラックの育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日なたを好みますが西日に弱いので、西日が当たらない場所で管理します。
関東地方や温暖な地域では、真夏の乾燥に注意して朝か夕方に灌水をします。じめじめとした場所より、水はけのよい所を好みます。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花

育て方のポイント

7月~8月に花芽が形成されるので、剪定は花後に行います。長く伸びすぎた枝や込んでいる枝を取り除きます。
刈り込んだり短く剪定するなどの強い剪定は避けてください。
特に暖かい地域では、枯れ込んだり、成長が衰える原因となるのでむやみに剪定しないようにしましょう。
冬の落葉期は、枯れ枝を整理します。
枝を剪定する時は中途半端な位置で切らず、剪定する枝の付け根で切るようにしてください。

ライラックの基本データ

名称ライラック
学名Syringa vulgaris
別名リラ、ムラサキハシドイ、ハナハシドイ、紫丁香花
科名モクセイ科
樹高3m〜6m
剪定時期6月〜7月
開花時期4月〜5月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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