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イチジク(無花果)

2019.11.27 / 2022.06.07 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

イチジク(無花果)の特徴

家庭で育てやすい果樹

育てやすく、結実もしやすいので簡単に収穫できる手軽な果樹です。実り始めると次々と収穫でき、長期間楽しめます。通常、開花してから結実する植物の場合は外に開いた花を見ることができますが、イチジクは壷状の花軸の中で内向きに花が咲き、それがそのまま果実になるので、花が外に見えません。そのようなことから、漢字で【無花果】と書きます。

イチジク(無花果)の育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日なたを好みますので、日当りの良い場所で管理しましょう。
寒い地域では、冬は室内に取り込むなどして冬越しさせます。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
結実

育て方のポイント

カミキリムシの幼虫の被害を受けやすいので注意します。成虫がいれば幹に卵を産みつけてしまうので見つけ次第捕殺しましょう。木の幹や根元におがくずの様なものがあれば幼虫がいる可能性があります。おがくずの近くに侵入口があるはずなので、穴を見つけたら針金を穴に射し込んで突くか、専用の殺虫剤を噴射するなどして退治します。
防止策として、枯れ枝や樹皮が荒れた枝をみつけたらすぐに剪定し、放置しないようにします。
また、樹勢が弱っている木に産卵する傾向がありますので、肥料を定期的に与えるなどして木を常に元気な状態にしておきましょう。
肥料:11月~3月に堆肥や元肥(油かすなどの有機固形肥料)、6・8・9月に追肥で緩効性化成肥料を与えます。

イチジク(無花果)の基本データ

名称イチジク(無花果)
学名Ficus carica
科名クワ科
樹高2m〜5m
剪定時期12月〜2月
結実期6月〜10月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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