ヒメシャラ
目次
ヒメシャラの特徴
白い花と美しい幹肌、繊細な雰囲気が人気の落葉樹
森の雰囲気を醸し出し、洋風・和風のどちらにも合います。枝が細く葉も小さい為、とても繊細な印象に。梅雨の時期にツバキに似た白くてかわいらしい花を咲かせます。
ナチュラルガーデンや雑木林風、洋風から和風まで幅広いジャンルのお庭に合います。
特徴的な赤褐色の幹の色はとても美しく、薄い樹皮が常にめくれています。
もっぱら自然樹形を楽しむので、あまり剪定の手間がかかりません。
ヒメシャラの育て方
おすすめの栽培環境
日当たり・置き場所
日当りの良い場所を好みますが、夏の西日が当たる場所と極端に乾燥する場所は避けましょう。また寒風で枝先が傷む事があります。
育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
植え付け | ● | ● | ||||||||||
剪定 | ● | ● | ● | |||||||||
開花 | ● | ● |
育て方のポイント
乾燥にあまり強くないため、特に夏場は水切れに注意します。また、極端に強い日差しも葉焼けや生育不良の原因になるので注意が必要です。
剪定は透かし剪定で形の悪い枝や、重なり合っている枝、枯れ枝を整理する程度にします。自然樹形が美しい木なので強い剪定はあまり行わなくても綺麗に整います。強い剪定をすると形が崩れたり、枯れたりしてしまうことがあります。
剪定を行う場合は、脇芽を残し、付け根から切ります。中途半端な位置での剪定や刈り込むような剪定は、あまり好ましくありません。
高さを抑えたい場合は、てっぺんの枝を切って摘芯を行うといいでしょう。
ヒメシャラの基本データ
名称 | ヒメシャラ |
学名 | Stewartia monadelpha |
別名 | サルタノキ |
科名 | ツバキ科 |
剪定時期 | 12月〜2月 |
開花時期 | 6月〜7月 |

監修者:佐々木知幸
造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。
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