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サルスベリ(百日紅)

2019.11.08 / 2022.08.25 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

サルスベリ(百日紅)の特徴

猿も滑ってしまいそうなつるつるとした幹と夏に咲く鮮やかな花

つるつるとした滑らかな幹肌が特徴の落葉樹です。
夏にフリル状の可愛らしい花を咲かせ、長期間楽しめます。花色はピンクや白、赤など数種類あります。
また、葉が黒っぽい色をした銅葉などタイプが異なる様々な品種があります。
花だけでなく幹の美しさも魅力的で、しばしばまっすぐ伸びずに曲がりくねるので特有の曲線美を楽しむことができます。(直線的な樹形の品種もあります)

サルスベリ(百日紅)の育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日当りが良く水はけの良い場所を好みます。
また、うどん粉病にかかりやすいため、風通しのいい場所が好ましいでしょう。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花

育て方のポイント

カイガラムシの被害やうどん粉病にかかりやすいので、枝が茂りすぎないよう間引きをして風通しを良くするか薬を散布します。
剪定は開花後すぐに行う夏剪定と落葉期に行う冬剪定があります。
・夏剪定
8月頃に行います。花が咲いた房(花房)をそこから葉っぱ3枚目あたり節(2、3節目)で切ります。そうすることで、花数も多くなり再び花を楽しめます。剪定から大体1か月前後で開花します。花がら摘みと伸びすぎた枝の整理を兼ねた剪定です。
・冬剪定
冬の葉が落ちる時期に、春から伸びた枝の根元をばっさりと切ります。その時に、毎年同じ位置で剪定するとコブができます。特に支障はありませんが、気になるようであれば、枝の付け根の少し上で切ると防ぐことができます。

サルスベリ(百日紅)の基本データ

名称サルスベリ(百日紅)
学名Lagerstroemia indica
別名百日紅(ヒャクジッコウ)
科名ミソハギ科
剪定時期12月〜3月
開花時期7月〜10月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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