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ケヤキ

2019.11.08 / 2022.06.07 UPDATE by MIDOLAS CLIP編集部

ケヤキの特徴

紅葉や樹形がきれいで街路樹にもよく使われる高木

ケヤキは一般的に公園や学校、街路樹、屋敷林などに使われる落葉広葉樹です。
幹肌は灰褐色でしばしばモザイク状に剥がれるようすが特徴的です。山地の渓流沿いに自生します。
生長すると高さ10m以上、枝の横張りも10mを超える場合もあるので、かなり広いお庭に広いお庭に向いている樹木です。
お庭に植える際には中央に植えるようにし、枝の横の広がりを妨げないようにします。
木陰ができて日光を遮ってしまうので、ケヤキの下には日陰に向いている植物を植えるようにしましょう。

ケヤキの育て方

おすすめの栽培環境

日当たり・置き場所

日当たりが良くて風通しの良い場所を好みます。空気のきれいな場所が好きな樹木です。街路樹によく使われていますが、排気ガスに弱いので交通量の多い場所は本当は向いていない樹木です。幹肌が排気ガスによって黒くなってしまっているのをよく見かけます。できれば交通量の多い場所は避けてあげてください。

育て方カレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
剪定
開花
結実

育て方のポイント

乾燥に弱いので、水もちがよい肥沃な土壌を好みます。表面の土が乾いたら水をたっぷりあげます。基本的には雨水だけでも大丈夫です。別名の「ツキ」は「強い木」を縮めて言われるようになったといわれるほど、暑さにも寒さにも強い樹木です。

ケヤキの基本データ

名称ケヤキ
学名Zelkova serrata
別名ツキ
科名ニレ科
樹高3m〜10m
剪定時期1月〜3月
開花時期4月
結実期5月〜6月

監修者:佐々木知幸

造園家・樹木医。千葉大学園芸学部卒。
森林生態学を専攻し、フィールドワークの知見を生かした庭づくりを手がける。
自然観察会を年間50回以上開催し、樹木をはじめ自然の楽しさを広める活動を続けている。


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