人気のアメリカアジサイ!アナベルの育て方や魅力をご紹介!
アメリカアジサイアナベルをご存知でしょうか。初夏に咲き始め秋までお庭できれいに咲いてくれるアジサイです。とっても人気のアナベル。何がそんなに魅力的なのでしょうか。今回はアナベルの育て方から楽しみ方、アナベルの魅力をご紹介します。
目次
アナベルの基本情報

学名:Hydrangea arborescens‘Annabelle’
科名:ユキノシタ科
分類:落葉低木
アナベルは高さが1mを超え、お花の直径も20㎝以上になるアジサイです。「アメリカアジサイ」あるいは「セイヨウアジサイ」と呼ばれています。庭に花が少なくなる初夏から夏の間に咲いてくれるので、お庭に一株あると重宝する存在です。
さらに枯れてもきれい、日本のアジサイと比べ剪定時期に神経質になる必要がない、育て方がとっても簡単と言えば、もう植えない手はありませんよね。
ピンクアナベル
アナベルはライムグリーンから白の花が咲くアジサイです。そんなアナベルにピンク色の花を咲かせるピンクアナベルが登場しました。育て方や花期はアナベルと同じです。
ピンクアナベルの方が少しお花の直径が小さめですが、その他は育て方などアナベルと何も変わりません。
アナベルの育て方

手間いらずで毎年咲いてくれるアナベルの基本的な育て方を紹介します。
アナベルの植え付け
アナベルは半日陰を好みます。完全に日が当たらないと花芽が形成されませんので、午前中は日が当たるけど午後の西日は当たらないような場所や、真夏の直射日光は遮ってくれるような落葉樹の足元などが向いています。
植え付け時は腐葉土をたっぷりと漉き込んで肥沃な土壌にしましょう。根が土から出ないように、しっかりと植え込みます。植え付け後はすぐにたっぷりと水を与えてください。土と根っこが土中でしっくり馴染むようなイメージで。その後も根付くまでは乾燥させないように表土が乾いたら水を与えます。
大切な剪定のタイミング
アナベルの育て方で一番大切なのは剪定のタイミングです。剪定のタイミングは、秋と春の2パターンあります。
秋の剪定
短くカットするなら秋です。アナベルは11月までに剪定すれば、強剪定をしても翌年の初夏にはまた花が咲きます。樹形を整えたい時は11月までに剪定しましょう。
春の剪定
冬の間はアナベルのきれいな枯れ姿を楽しんで春に剪定することも出来ます。その場合は4月くらいまで待って、花芽を確認出来るようになってからです。花芽を避けるように剪定します
たくさんあるアナベルの魅力

アナベルは何がそんなに魅力なのでしょうか。アナベルの魅力をご紹介します。
アナベルの魅力|色の変化
アナベルの最大の魅力は時間の経過と共に変化していく花色です。蕾は平たい半球形で明るいグリーン、それから段々全体的に丸みを帯びていきます。それから真っ白できれいな球形のアジサイになります。
さらに咲き続ける間に白かった花は明るいグリーンへと変化を続け、夏の間はグリーンのまま咲き続けます。
アナベルの魅力|切花でも可愛い
真っ白な状態の時は切るとすぐに水が落ちて萎れてしまいますが、グリーンに変化してからのアナベルはとっても丈夫。お庭から切ってきて花瓶に挿しておくと随分長持ちします。
咲く花の数も多いので、切っても後悔しません。暑い夏の間に庭から切ってきてお部屋に飾りましょう。見ているだけで涼やかな気持ちになれるような爽やかなお花です。
アナベルの魅力|ドライフラワー
アナベルのもう一つの魅力はドライフラワーです。アナベルはドライフラワーになりやすいという特徴があります。切り花をそのまま吊るしておけば明るいグリーンを少しくすませながらきれいなドライフラワーになってくれます。
さらには、お庭で咲いたアナベルを夏が終ってもそのままにしておくと、庭に植わった状態できれいなアンティークカラーのドライフラワーになってくれます。その姿がとてもきれいなので、好んで枯れたままのアナベルを残しておくのも楽しみ方の一つです。
ミドラスもおすすめの植物です!

アナベルの魅力を整理しましょう。第一に半日陰のお庭の強い味方だということ。さらに真夏のお花が少なくなって寂しくなりがちなお庭で涼し気に咲いてくれます。剪定時期にも神経質になる必要はありません。
土壌も肥沃な土壌であれば問題なく咲いてくれます。ph値がお花の色に響くような心配はありません。白いふんわりした球形のアジサイは、和にも洋にもどんなお庭にも馴染んでくれます。
アナベルを上手に活かしたお庭づくりはミドラスの得意とするところです。「アナベルのきれいなお庭」とミドラスにご相談ください。
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