インターロッキングって何?

外構工事やエクステリアについて調べていて、「インターロッキング」という言葉に出会ったことはありませんか。これから外構工事を行う予定の方、あるいは、お庭のリノベーションをお考えの方は、一度は耳にしたことがある単語かもしれません。
インターロッキングとは何か、どんな風に施工するのか、どんな場所に使うのか等々、ご紹介していきます。
目次
インターロッキングの用語解説
インターロッキングとは、コンクリートブロックを使用した施工方法の1つです。使用されるコンクリートブロックの正式名称を、「インターロッキングブロック」と言います。公共施設から個人邸まで、外構工事で幅広く使われています。
Interlockとは英語で、連結する、組み合うという意味の単語です。レンガのような形状のブロック同士を嚙み合わせて使用します。かかった重さを分散させるように出来ているので、柔軟性があり耐久性が高いと言われています。公共事業で使われることが多かったインターロッキングブロックですが、その丈夫さと利便性の高さから、一般家庭のエクステリアで人気が出てきました。
インターロッキングの特徴

インターロッキングブロックはどうして人気が出てきたのでしょう。丈夫なだけではそこまで人気には繋がりません。魅力的なインターロッキングブロックの特徴をご紹介します。
インターロッキングブロックとレンガとの違い
素材がコンクリートなので、レンガに比べて丈夫です。さらにブロック同士を噛み合わせて使用するので、レンガに比べて耐性が強く、仕上がりも均一になります。透水性があるタイプもあるので、レンガ敷きのような水たまりになりにくいのも特徴です。さらにデザイン次第でレンガのような風合いも出せます。
インターロッキングはバリエーションが豊富
公共施設で良く見かけるインターロッキングブロック。どうしてもあまり印象に残らない、おしゃれじゃないイメージが強いのではないでしょうか。実はインターロッキングブロックには本当に多様な種類があります。レンガのようなもの、四辺がギザギザしていて噛み合わせやすい形になっているもの、正方形、天然石のようなランダムな形状等。さらに色もバリエーション豊富でグレーやブラウンのような地味な色からオレンジやピンク、グリーンのような鮮やかな色まで。組み合わせ次第で好みのデザインが作れます。
インターロッキングは雑草対策になる
雑草対策としてインターロッキングブロックでの施工をお考えの方は多いのではないでしょうか。インターロッキングブロックで地表を覆ってしまうことで雑草が生えてくることが出来なくなります。但しゼロというわけにはいきません。インターロッキングブロックは、ブロック同士を噛み合わせて施工します。ブロックとブロックの間は砂です。その隙間から少しの雑草が生えてきます。でもそれは目立つし小さいし、すぐに処理が出来るのでお手入れが楽になります。
インターロッキングのメリット、デメリット

インターロッキングでお庭を施工をする前に、メリット、デメリットを知っておきましょう。
インターロッキングのメリット
インターロッキングブロックの魅力は、その豊富な種類にあります。色や形、サイズ等、バリエーションが豊富ですので、デザインの幅も広がります。透水性がある商品があるのも特徴です。雨水を中に浸透させるので、水たまりになりにくいというメリットがあります。とはいえ、最低限の水勾配を確保することをおすすめします。
インターロッキングのデメリット
インターロッキングはコンクリートブロックを1つ1つ組み合わせて作る為、施工に非常に手間がかかるというのがデメリットです。当然コンクリートよりも費用がかかります。何よりも基礎工事が大切で、特に整地が全てを決めるといっても過言ではありません。インターロッキングブロックがガタガタにならないように、転圧機などを使って地面を平らにならさなければいけません。この為、単純にコンクリート敷きにするよりは費用がかかります。
ミドラスでインターロッキングのお庭作り!

インターロッキングブロックについて、特徴やメリットデメリットをご紹介しました。インターロッキングブロックに興味をお持ちいただけたでしょうか。ミドラスではインターロッキングブロックを使ったお庭の施工も行っております。
ミドラスは植物を活かしたエクステリアのデザインが得意です。冷たく殺風景になりがちな外構工事も、植物の柔らかさと温かみをプラスした優しい仕上がりになります。
ミドラスに相談してください。きっと素敵なご提案が出来ます。
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